本作品は土方歳三の使用した鉢金をイメージして造形、特別仕様の装飾を行っております。
素材の鉄は、日本刀の材料に用いられる玉鋼を、石田刀匠が鍛錬した鍛鉄です。
全体に美しい焼き色が施されています。


桜の花は金銀象嵌です。また、花びらの一つは透かし彫りになっています。


左下方に「誠」の文字を入れております。


鉢金は急所である額を守る武具で、鉢巻などに縫い付けて使用されました。
作品にも鉢巻を通すための細長い抜きが設けられています。

ご希望がございましたら、裏面の銘の横にお好きな言葉を銘切り（鏨による文字入れ）致します。
銘切りは、刀に銘を入れるのと同じ技法を用いております。


外寸 幅１５０ mm ／ 奥行２０ mm ／ 高さ８０ mm
製品重量 ８０g
材質 鍛鉄（玉鋼）

（表面は美観維持、防食のため伝統工芸品に用いられる天然素材の蝋の一種、「いぼた蝋」）にて仕上げております。）